リサイタルを終えて(曽根麻矢子)
皆様、曽根麻矢子です。今回このチェンバロフェスティバルを機に、初めて平均律だけの演奏会をしました。
いまの素直な気持ちは、やっとこの日を迎えられて、この楽器ととても素晴らしいスタートがきれたことが素直に嬉しいです。バッハの音楽に出会ったから、わたしはチェンバロに出会うことができ、いまチェンバロを弾いています。バッハの音楽の中にあるわたしが感じている調性感、転調、その中でのメロディーなどの魅力、それを少しでも皆様と共有できたなら、わたしはとても幸せです。
そしてこのフェスティバルのために、本当にたくさんの方々からのサポートを頂き、この場を借りてもう一度お礼を申し上げたいです。
昨日から始まった3日間のチェンバロフェスティバル、会場にお越しくださった皆様に、チェンバロの音色、パワー、そしてそれによって奏でられるバッハの音楽を存分に楽しんでいただきたいと思います。

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Mayako

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