バロックダンス講座最終日終了しました。新マスタークラスのお知らせも!

皆様、こんにちは。先日7/7「せたがやでチェンバロを学ぼう!シリーズ~バロックダンス講座最終回」を開催いたしました。

前回、前々回と通して、ブレとガヴォット、メヌエットとクーラントを学びましたが、
最終回はサラバンドとジーグがテーマ。

全3回共に、腕の動きについてはひとまず置いておいて、主にステップに重点をおいたご指導をいただきました。

その為もあってか、2ヶ月前に学んだステップも、スッと思い出せる方ばかり。

ジーグでは、いかにジャンプが多いのかを舞踏譜を使って確認しました。
ジャンプが多いということは、重力の法則に則らざるを得ないということ。
従って、テンポの枠が決定される‥。「なるほど!」との声があがりました。

今回もチェンバロを弾きたい方に演奏をしていただきましたが、さて、今回も出てきました。
舞曲の名前が付いているのに、「踊れない」曲‥。

この講座では、《バロックダンスを学ぶことで楽器が演奏しやすくなる》ことが大きなテーマでしたが、
「踊れる曲」と「踊れない曲」を見極める方法にも、そのヒントが隠されていました。

舞曲を演奏する際の拍への意識はもちろんですが、
では逆に、「踊れない曲」の持つ器楽らしさとは何か、装飾の意味等、改めて気付かされます。

突然のリクエストに、ソロでダンスを披露してくださった岩佐先生。

会場がまるでベルサイユ宮殿にタイムトリップをしたかのよう。

最終回には、受講生の皆さんに紛れ、曽根が演奏をし、皆がダンスをするというヒトコマもありました。

 

演奏家がダンサーでもあった当時。

もちろん現代の演奏家がダンサーでもある必要があるということではありませんが、
皆さん、バロックダンスは必然的に学ばなくてはならないものだと身をもって知り得た期間だったかと思います。

受講、聴講生の方々、ご参加ありがとうございました(時には足がヘトヘト~!となりましたね‥)。

ご指導いただいた岩佐樹里先生、改めましてありがとうございました。

さて、「せたがやでチェンバロを学ぼう!」シリーズは、まだまだ続きます!

次回は、
9月7日開催!チェンバロマスタークラスです。

【曽根麻矢子チェンバロマスタークラス】

●開催日・会場
2019/9/7(土)10:00am開講
松本記念音楽迎賓館(世田谷区岡本2-32-15)

●受講料10.000円(45分/1名)
 聴講料  5.000円(1日出入り自由)
    ※受講生は全てのレッスンを聴講できます。

●レッスン内容
J.S.バッハの任意の曲。
又は、フランスの作曲家による任意の曲。

●お申込み、お問合せ
clavecin.pl@gmail.com
080-5693-9514

バッハ、フランスものをチェンバロで演奏する際に、疑問に思うことはありませんか?

前回前々回も、ご好評をいただいているマスタークラス。
皆様のご参加をお待ちしております。