HAKUJU HALLでのリサイタル、本当に幸せな時でした。
普通、ホール主催のリサイタルで「クープラン一族のプログラム」なんて提案したら、断られます。
「もう少しわかりやすい曲を! 知ってる曲をお願いします」って。
なので、OKのお返事をいただいた時には正直驚きました。
「HAKUJU HALLさんて、なんて素敵?!」って。
そして当日・・、蓋を開けてびっくり。お客様が少ない??
あー、ホールに申し訳なかったな…と、プログラムのマイナーさを実感したのでした。
でもね、お客様の数なんて演奏にはまったく関係ない。
お客様がたった1人でも、あるいは満員でも、演奏は変わらない。
そして終わってみて、さらに実感しました。
本当にこのプログラムを弾かせてもらえて良かった!!
日本デビューのこの楽器と私の新しい出発を、自分の好きな曲で、好きなホールで実現できたこと、心から感謝しています!
ホールの響きとの相性がとても良いこともわかった。
黒いシノワズリもここで演奏したことがあるので、よくわかります。
白さま(黒いシノワズリに対して「白様」と、まわりの人々がよんでいます)の方が、ホールとの相性がピタっときました。
ビジュアル的にもホールのモダンな内装に意外とマッチしていました。
(それになんと言っても、「白」つながりだし。)
次にHAKUJU HALLに戻れるのはいつかな。
次回は自分の好きな曲&多くの方が聴きたいと思われる曲・・の企画を考えたいと思います。
HAKUJU HALLさま、聴きにきてくださったお客さま、どうもありがとうございました。
(事務局追記: 「黒いシノワズリ」は、CDのジャケットなどによく登場している、黒に金の装飾の、以前の楽器のことです。)
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Mayako
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