2日め。チェンバロ協奏曲はおもしろい! 楽器の並び方解答編。
皆様、事務局です。チェンバロ・フェスティバル2日め。チェンバロ協奏曲全曲演奏会の第1回、聴きました。とにかくおもしろい!楽しい!チェンバロの魅力と底力を再認識する演奏会でした。
このプログラムを今日の客席約550人だけで聴くのはもったいないのではないか・・と、何度も思いましたよ。
こんな曲を書けるのは、やはりJ.S.バッハならではですし、このように演奏できるのもこのメンバーならではでしょう。
4人のソリストの皆さんも、それぞれ心から演奏を楽しんでいらしたように見えました。複数のチェンバロ奏者がアイコンタクトやアクションでアンサンブルする様子も、日頃は見る機会の無いものです。
また、ソリストのそれぞれの方の演奏後の「オケの皆さん、ありがとう!」の表現や、ステージに引っ込まれるときの譲り合いの感じなども、個性が出ていて興味深かったです。個人的には、渡邊順生さんがオケの方を先に行かせていらっしゃるご様子が「さあ、君たち、先に行きたまえ」というようなセリフが聴こえるようで思わずにっこりしてしまいました。
ところで、今日のプログラム、4台→1台→1台→2台→1台→1台→2台・・ですので、楽器の配置が曲ごとに変わります。同じチェンバロ1台の協奏曲が続くときも、アンサンブルの配置が違っていたりして、ほとんど全ての曲間に素早く楽器の配置替えが行われるのも見ものです。
さてそれではいよいよ、ブログ「今日は2日め 4台チェンバロの並び方は?」の解答を発表しましょう! 開演前のステージの様子です。(2枚目はロビーのモニターに映っているステージの様子。)1曲目が4台チェンバロなので、そのセッティングになっています。
ステージ奥に3台、左から曽根2nd、渡邊1st、鈴木3rd、そして1台だけ蓋をはずして客席を向いているのが、大塚4thです。大塚さんの左右に、アンサンブルのヴァイオリン、ヴィオラ(着席)と、チェロ、コントラバスです。
なるほど・・・。
最後の写真は、4台のリハーサルの様子です。足と脚だけですみません。
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