ゴルトベルク日記②

ゴルトベルク日記②

ゴルトベルク変奏曲についてのストーリーです。

?年ぶりにゴルトベルク変奏曲の演奏会がやって参りました。
確か、前回弾いたのは河口湖?あれは、5年くらい前かしら? 

さて、話は昔に遡って今から29年前。 

フランスのエクスレバンのフェスティバルのディレクターから驚くべき話が来ました。 

「スコットロスが演奏するはずだったゴルトベルク変奏曲のコンサートが実現出来なかったから、マヤコにそれを実現して欲しい…」 

私はその曲をまだ一度もどころか、一音も弾いてみたことがなかったのです。 

本番までに約2年あったので、猛練習を始めました。  1992年、こうしてこの曲でフランスデビュー。続けて日本デビューをしたわけです。 

それ以降、時折この曲を演奏して欲しいとの依頼がある度に、「おっ!来た!」とドキッとさせられます。
(条件によっては、「無理です。」と、即答でお断りすることもありますが) 

聴いている方にはわからないそうですが、実は体力的に厳しい曲なので、身体メンテナンスが大変なのです。

時間との勝負にもなるので、人付き合いも悪くなります(笑)。 

この曲を目の前で聴けるなら飛んで行く!と言う人がいらっしゃいますが、まぁ、演奏者の立場はこんなものなんです。 

今回の本番サントリーホールへは、もちろん白様を運びます。

デビューリサイタルの写真

演奏後のステージで打ち上げ

サントリーホール ARKクラシックス曽根麻矢子《ゴルトベルク》の公演の詳細はこちらです。