ゴルトベルクまであと10日!

 春ですねぇ!
ハクジュホールも秒読みです!

今回初めてチェンバロコンサート聴きに行ってみようと思った方へ、今回の演目について少しだけお話ししようかと思うのです。

なぜならば、通常のコンサートですと、トークを挟みながら演奏したりするのですが、今回は、というかバッハシリーズでは、演奏に使う集中力が半端ないので、基本的にはトークを入れないことになっております。
客席には、ゴルトベルクだからこそ聞きにいらした方、バッハだから聞きにいらした方、コアなファンの方たちも多くいらっしゃると思います。

しかし、たまたま初めてチェンバロのコンサートにいらした方!
ゴルトベルク変奏曲を聴くってどんなことなのか? この曲の何が特殊なのかを少しだけお話ししたいのです。

なんといっても、ここまで長い曲は他には存在しないと言うこと。
えー!?そんな長い曲を聞かされるの!?
と思うかもしれませんが、 最初に演奏するアリアが、次々と魔法をかけられて形を変えていく宝石が30個並ぶって言う感じでしょうか。
そして、1番最後にまた最初のアリアに戻ってくるのです。ご一緒に旅に出かけてまた元のところに戻ってくるって言う感じですね。
一体どんな旅が始まるのでしょうか?
どこまでいくことができるのでしょうか?

人によっては、今第何変奏なのかを把握しながら聴きたいと言う方もいらっしゃるようです。しかし、それは、CDを聴くときにいくらでも体験できることですね。
ライブは、どうか頭の中を解放して、心と感覚をフルオープンで自由な感性でお聴きいただければうれしいのです。

私としては、第何番目かはどうでもよくて、その時その時に現れる美しい瞬間をできる限り一緒に楽しみたいのであります。(もちろん、旅の計画は、しっかり綿密に練りこんであります。)
受け止め方は完全に自由です。私のパートナーである、しろくんの音がハクジュホールに響き渡り、天井を突き抜けて空までも、どこまでも届いてくれることを想像しながら演奏することになるでしょう。

余談ですが、
チェンバロのあらゆる楽曲の中で、最もアクロバティックな動きを持つのがこの曲です。
本当は聞いている人にはそんな事は関係ないし気づかないことなので、あえてそれをお伝えする必要は無いのですが、
殿方はいったい背広を着てどうやって弾くのか?
バロック時代のあの重々しい袖付き衣装でどうやって演奏可能なのか?
不思議で不思議で仕方ありません。

自分の場合は、Tシャツで練習していても半袖の袖が邪魔と思う位です。 と言うわけでそんなことも考慮しながら、衣装も着々と準備が進んでいる最中です。
3年前にご縁をいただいた
CHICAHANASHIMA
さんにお願いしています。

それでは、次回は10回シリーズと言う人生における重大イベントについて書いてみたいと思います。

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Mayako

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