バッハシリーズ幕開け記念の3月4日!

2019年10月にサントリーホールで演奏してから1年半しか経っていないのに、同じ東京での同じ曲の演奏。
聴きに来てくれる人いるのかしら?
と思ったけれど、19年に来てくださった方のリピートやら、また今回は驚くべきことに新しいお客様の割合も多いのです。
しかもその方たちがチェンバロを生で聴くのさえ初めてと!

何十年も前から弾いている曲だけれど、練習を始めると、新しい発見にぶつかり、体の中に染み付いた指遣いを変えてみたくなる。
けれども何十年もかけて体の中に入っているものを取り替えるのは相当な時間がかかります。
のんびりしていると一小節に一時間近くかかっていたりして、ふと我に返って全体を見直したり。

でも、こういう練習時間が持てるのも有難いこと。
落ち着いた環境と精神状態、そして皆様の応援があってこその充実の準備期間です。
お籠りできることにも感謝です。

初チェンバロナマコンサートを聞かれる方、その演目がゴルトベルク変奏曲であるということ、その説明は伝えておいた方が良さそうです。
また改めて書きまーす!

この1年でオンラインを導入したからなのか、レッスングループのつながりも深まり、私が取り組んでいる箇所を生徒さんに伝えたりしています。
受験生が1人いらっしゃるので、オンラインレッスンと自分の練習と…
けっこう座りっぱなしなので、これまたオンラインでプライベートピラティス。

そういえば、ピラティスの先生から、1人で練習するってすごいことだよね!と言われ、その時初めて気がついたのは、1人って言う意識が全くないって言うこと。チェンバロ君と一緒だから、2人っていう意識なのですね。

色々な意味で、自分の意識は変化してきている実感。
一例として言うと、前は60歳超えたらこの曲は弾けないだろうと思っていたのが、今は100歳まで弾けると思っちゃっている。笑

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