平均律ブック2、調律はヤングで
皆様、事務局です。昨日の曽根麻矢子のブログ「楽器が出発していきました」に、facebookでコメントいただきましたので、事務局からfacebookで運搬のことを少し補足しましたら、いただいたお返事に「調律も大変ですし」と書いてくださいました。
そこで、「そう言えば、今回の平均律ブック2の調律のことを書いていなかった・・」と思い出しました。
前置きが長くなりましたが、明日の曽根麻矢子チェンバロ・リサイタル「平均律ブック2」の調律は「ヤング」です。
「平均律」が「平均律」のことではない・・というようなことにつきましては、例えばWikipediaの「平均律クラヴィーア曲集」の項には、
『原題の”wohltemperiert(e)”とは、鍵盤楽器があらゆる調で演奏可能となるよう「良く調整された(well-tempered)」という意味であると考えられ、必ずしも平均律を意味するわけではないが、和訳は「平均律」が広く用いられている。』
と書いてありましてそのようなことであることは、ご存知の方も多いでしょう。
そして「今回のコンサートの調律はヤングでやります」ということについて、このブログを読んでくださっている皆さんの中には、サラサラと説明される方もいらっしゃることと思いますが、私はサラサラとは説明できません。この分野は、専門の書籍もある広くて深い大問題です・・。
調律のことについては、いつかこのブログで取り上げたいとは思っています。
ということで、明日の平均律ブック2の調律は「ヤング」で、先日の曽根麻矢子のブログ本番前の楽器調整にも登場された百瀬さんが調律してくださいます。
協奏曲全曲演奏会は、ちょっと違う調律にしますよ、
お楽しみに!
※写真は、調律風景ではありません・・。今度調律の写真撮っておきますね。
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