バロックダンス講座と発表会を開催いたしました

皆様、こんにちは。先週末5/19は「せたがやでチェンバロを学ぼうシリーズ~バロックダンス講座第2回目~」を開催いたしました。

前回第1回目はブレとガヴォット。そして今回は、メヌエットとクーラントを学びました。

岩佐樹里先生のご指導のもと、前回の復習から開始です。

2ヶ月前に学んだステップをどの位思い出せるかしら?とご不安な表情になる方もいましたが、前回何度も何度もステップを繰り返したことが、しっかり体に染み付いていたようです!

頭の高さがアクセントの場所だということも思い出しながら、じっくり復習をしました。

さて、今回学ぶメヌエットでは、楽器演奏の中での拍感と、ダンスの拍感にズレがあること。
ヘミオラの際の意識など、ダンサーと奏者が共に感じ合うことの大切さを学びました。

当時、メヌエットはいわゆる花形であり、これを踊れないことには舞踏会へデビュー出来なかったとのこと。
演奏が始まってから男性に手を差し伸べられ、即座に踊り始めなければいけない場合も、「あれ、、どのフレーズからステップを始めればいいのかしら」なんてモタついて踊れなかったらさぁ大変!
次回から出入り禁止‥という恐ろしい(!)宮廷の掟のお話もありました。

ダンスだけ踊れるのではダメ、音楽の教養もなくてはならなかったのですね。

クーラントでは全くメヌエットと違い、少し複雑なステップに。
皆さんで円になりながら、繰り返し繰り返し、音楽との兼ね合いを感じつつ踊れるように。

講座の最後には、今回もチェンバロを弾きたい方に演奏をしていただきました。

お持ちになられた曲でも「踊れる曲」と「踊れない曲」がありました。

楽譜を見ながら、それをどう見極めるのか?という岩佐先生からのご指導に、皆さん驚きつつも頷かれていました。

今回もご指導いただきました岩佐樹里先生、大変ありがとうございました!次回7/7はいよいよ最終回です。

さて、この日の午後からは曽根麻矢子の門下生2名と同シリーズ通奏低音講座でもご指導いただいた植山けい先生の門下生2名、計4名による
ミニコンサート《Plaisir de clavecin~クラヴサンの喜び》も開催されました。

バロックダンス講座から引き続きコンサートも聴きにいらしていただいた方々等、沢山のお客様の前での演奏ということで、
皆さん緊張しながらも温かい拍手に包まれ、松本記念音楽迎賓館での1日が終わりました。

今夏7/20(土)には、同ホールで曽根麻矢子マスタークラスを開催いたします!

前回受講された方々からも口コミで広げていただき、お陰様でご好評をいただいております。

あと数名の受講生を募集しております。
是非お気軽にお問い合わせください。